レシピ

Recipe

レシピ

CILIPEDAY
ENMO
〜古代米でつくる伝統的なデザート〜

材料

Cilipeday

乾燥させた古代米の赤もち米: 150 g

白米: 300 g

fata’an

乾燥させた鳩麦: 100 g

水: 1 カップ

道具

臼杵

蒸し器

木炭

ボウル

手順

1、misawsaw ato mipilia to tatiihay no fata’an ato cilipeday.

  ファタアン(乾燥させた鳩麦)とチリペダイ(乾燥させた古代米の赤もち米)を洗浄し、ほこりや腐ったもの、もみ殻を取リ除く

2、Misenger ko fata’an ato cilipeday i nanom,pateli i cecay raraya tangasa an defak.

  つぶしやすくするために鳩麦と赤もち米を水に浸し、一晩置く

3、Mimolic ko cilipeday.

  赤いもち米を木の臼を使い少し粒が残る程度の状態まで押しつぶす

4、ato fata’an.

  ハトムギを押しつぶす

5、Mimimih ko raan’.

  二つを合わせて生地を作る

6、Mialimolo i mahok.

  丸い形にして蒸し器に入れる

7、Sakacecay a micacak ko henmo nika hanpong ko cecaya toki.

  30分ほど蒸す

8、Sakatosa’ maponia ko henmo i honi aca.

  蒸したら蒸し器を開けさらに10 分間火にかける

9、Mahere to ta mafasaw ko henmo.

 火からおろし涼しいところにおいて冷めるのを待つ

ここに共有されている一つ一つのストーリーは、「(先住民である)自分自身のこれまでの歩みや取り組みを、個人的な喜びや葛藤も含めて伝えることで、この地球上のどこかで同じ様な壁に直面している仲間を励ますことができれば」「これから自分のコミュニティでも何かを始めたいと思っている人が、勇気をもって一歩前に進むきっかけになれば」という願いのもと、公開されています。

一方、先住民が大切に守り培ってきた文化や資源の盗用や、商業化による搾取の歴史は現代もなお続いています。そして、それは人々の無意識の内に起こっていることも多分にあります。ここに掲載されているストーリーや、登場する人や物・文化について、何かご活用をお考えの方は、無断で使用することなく、本人または事務局に一声かけ確認を取るなど、互いに敬意を払い、気持ちの良い関係を育んでくださいますよう、心よりお願い申し上げます。

国籍や民族、分野の垣根を超えて、よりよい社会づくりのために課題解決のために取り組む仲間として、情報交換をし、励ましあいながら、手を取り合って一緒に進んでいけることを願っています。
ご一読いただき、ありがとうございます。